仏舎利塔があり戦国武将・加藤清正ゆかりの兜石のある桜の名所「花岡山公園」

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仏舎利塔があり戦国武将・加藤清正ゆかりの兜石のある桜の名所「花岡山公園」

仏舎利塔のある
桜の名所って知ってる?

知らないワ、
どこなの??

熊本市西区の
「花岡山公園」だよ!!

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仏舎利塔のある桜の名所「花岡山公園」

 

 熊本市西区の仏舎利塔のある桜の名所、花岡山(はなおかやま)公園のご紹介をしたいと思います。

花岡山公園はJR熊本駅の北側に位置しており、熊本の市街地が一望できる素晴らしい公園です。市街地の方からでもすぐに分かる、白亜の仏舎利塔がシンボルです。

私は、小さい頃は花岡山公園の近くに住んでいたので、よく遊びに行っていました。以前は、今ほど公園として整備されていなかったので頂上に登るの階段横の斜面で、草スキーならぬ草滑りをしていたことを思い出します。今、考えてみると、とてつもなく危ないことをしていたなと思います(笑)。クラスメイトやいとこ達と、近くの北岡自然公園の前を通って地獄坂を登って遊びに行ってました。花岡山公園は、懐かしい想い出がたくさん詰まった楽しい場所です。

この斜面で草滑りをしてました(笑)

さて、想い出はさておき美しい桜を観に行きましょう!!

仏舎利塔の両側に桜の花が満開です。
仏舎利塔の横の桜です。市街地の方向を見ています。
ゆっくりお花を楽しんでいる方がいらっしゃいます。

今日は、令和3(2021)年3月4日(水)です。お天気が良いので、たくさんのお花見の方がみえられています。ここは気軽に来れる、桜の名所ですね。

花岡山公園の所在地

 
 さて、仏舎利塔があって、気軽に訪れることができる花岡山公園はどこにあるのでしょう。

住所は
   熊本市西区春日4丁目15−1581−1
です。Googleさんのマップを掲載しておきます。ご参照ください。

 
仏舎利塔のある山頂までは車で行けます。頂上には駐車場も有るので、ホント軽い気持ちで行けるところです。

花岡山の由来

 
 現在、花岡山と呼ばれているこの山は以前は違う名前でした。

はるか昔は、朝日山勢高山などと呼ばれていたようです。979(天元2)年に、この山のふもとに祇園神社(現在の北岡神社)が建立されてからは、祇園山と呼ばれるようになったようです。1869(明治2)年に桜がたくさん植えられることとなり、それ以降、花岡山と呼ばれるようになりました。ということで、聞きなれた名前になったんですね(笑)

熊本駅新幹線口側から見た花岡山です。

仏舎利塔

 
 第2次世界大戦後の全世界の平和を祈って、仏舎利塔を造ることとなりました。1947(昭和22)年の9月21日に、この地で地鎮祭があり、その6年後の1953(昭和28)年の3月に仏舎利塔が完成しました。その年の4月2日に、仏舎利塔が完成して初めて法要が行われました。

平和の象徴仏舎利塔と桜です。

お釈迦様の遺骨である仏舎利はインドのジャワハルラール・ネール首相からこの地にある日本山妙法寺に贈られました。この仏舎利と第2次世界大戦で戦死された、熊本県の戦死者の御霊石が仏舎利塔に収められました。また、仏舎利塔の尖塔の黄金のコタはスリランカのコテラ・クラ首相から贈られています。

尖塔の黄金のコタです。

 仏舎利塔に関しては、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』さんの花岡山を参考にさせていただきました。ありがとうございました。

加藤清正のゆかりのもの

 
 熊本では「せいしょこさん」と呼ばれて大変人気のある、戦国武将・加藤清正が熊本城を築城するときに、石垣を造るためにかなりの数の石が必要でした。その石は祇園山(現花岡山)、独鈷山松尾山から採ったといわれています。中でも、祇園山は加藤清正自身が石の切り出しの監督に当たったので、それにちなむものが残されています。加藤清正腰掛石は清正が監督の途中で、休憩するときに使っていたと伝えられています。この大石の北面には、原石を割るときにできた矢穴が幾つもあります。この他にも、清正が兜を置いたといわれる兜石や、鐘掛松などゆかりのものが幾つも残っています。

夜景の名所

 
 花岡山公園は桜の名所だということは分かってもらえたことだと思いますが、更に、夜景の名所でもあります。ここから眺める夜景は、熊本随一といわれています。桜のお花見だけではなく、陽が沈んだ後は夜景を見物に行かれても良いかと思います。最近私は、お昼の時間帯しかここに来ていないので夜景は観ていませんが、以前、何度か素晴らしい夜景を観た記憶があります。

昼間でも市街地の眺めは最高です。

花岡山公園から眺める熊本随一といわれる夜景を紹介したページがありますので、ここでご紹介いたします。yakei.jpさんの花岡山をご覧ください。

その他の施設

 
 花岡山公園には加藤清正ゆかりのもの以外にも、まだまだ、見るべきものがあります。仏舎利塔の裏側の階段を上がると、熊本バンド・奉教の碑があります。熊本洋学校教師だったジェーンズからキリスト教を学んだ徳富蘇峰(とくとみそほう)や海老名弾正(えびなだんじょう)などの生徒約40名が、明治9(1876)年にキリスト教信奉をここで誓いました。「熊本バンド」は札幌や横浜と並ぶ日本プロテスタントの3つの流れの一つです。

花岡山公園の案内板がありますので、掲載しておきます。公園全体の位置関係が分かると思いますので、見てみて下さい。

戸坂稲荷神社

 
 花岡山公園は桜だけではなく、歴史的に見るべきものもあり楽しい場所ですが、まだまだ、桜の見所があります。仏舎利塔から日本山妙法寺を過ぎて西の方に進むと、戸坂稲荷神社があります。ここには、真っ赤の大きな鳥居があります。島崎町方面から花岡山を見上げると、この目立つ鳥居が見られます。私は、ここが大好きです。車が数台停めれるスペースもあり日陰の場所もあるので、チョットした休憩ができる癒しの空間です。

山の縁に建てられた真っ赤の大きな鳥居です。

山の斜面にもたくさんの桜が咲いています。

山の斜面の桜が綺麗です。
鳥居を覆い隠すほどの桜が咲いています。

そんなに広い場所ではないのですが、たくさんの桜が咲いている隠れた花見のスポットです。花岡山に来られたら、少し足を伸ばしてここ戸坂稲荷神社に来てみるのも良いと思います。

 隠れた熊本の桜の名所が他にもあります。内緒にしておきたい場所だったのですが、皆さんにお教えしたいと思います。私の投稿の隠れた桜の名所「甲岩自然公園」をご覧ください。

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 最後までお読みいただきましてありがとうございます。
 
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