外来種 冬に綺麗な花を咲かせる「スイセン」は、ホントはよその国の花だった!! 冬に咲く美しいスイセン(水仙)は、昔々地中海沿岸地域から中国を経てわが国に渡来した外来種です。わが国の固有種と思われるほど、冬から春になくてはならない花です。愛される花なんですが、実は、有毒で毎年のように誤食がニュースなったりします。 2021.01.21 2025.01.09 外来種
在来種 ツツジが昔ヨーロッパに渡り「アザレア」になって、わが国に里帰り わが国のサツキやヤマツツジ等が江戸時代に品種改良され、江戸末期から明治時代にイギリスにもたらされた。明治末から大正時代頃にベルギーを主にヨーロッパで品種改良されアザレアが誕生。アザレアという名は、この品種改良して美しく創り出された常緑性ツツジの総称。 2021.01.19 2025.01.09 在来種
在来種 冬場のお花がない時季に豪華な花を咲かせる、わが国の固有種「サザンカ」 花の少ない冬場に、大きくて豪華な花をん咲かせるサザンカ(山茶花)の話し。サザンカのはわが国に昔々から咲いている在来種。サザンカの花を唄った、演歌の大御所大川栄策さんの「さざんかの宿」は大ヒットで赤い花が印象的。でも、サザンカの原種は白色のようです。 2021.01.05 2025.01.09 在来種
外来種 小さな白い花びらが、反り返って咲いている「アメリカイヌホオズキ」 道路脇や田んぼの畦などに、花びらが反った白い小さな花がまとまって咲いているのを見かけます。アメリカイヌホオズキ(亜米利加犬酸漿)の花です。アメリカイヌホオズキは繁殖力が高く拡散し、群生してわが国の希少種や固有種などの植生に影響する恐れがあります。 2020.12.10 2025.01.10 外来種
外来種 小さな黒い実を想像しがちですが、お花も面白いヨウシュヤマゴボウ! ヨウシュヤマゴボウ(洋種山午房)はヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草。北アメリカ原産で明治初期にわが国に流入し各地で野生化。在来種のマルミノヤマゴボウは山中で咲き、市街地のはほぼヨウシュヤマゴボウ。このヨウシュヤマゴボウには、根と種に強い毒性がある。 2020.12.07 2025.01.10 外来種
在来種 「蓼食(タデク)う虫も好き好き」の「タデ」はイヌタデじゃなかった 「蓼食う虫も好き好き」という諺は小学館 Domani(ドマーニ)さんによると、「タデの辛い葉を食う虫もあるように、人の好みはさまざまであり、自分の価値観だけでは判断できない。」だそうです。この「タデ」は、ヤナギタデといわれる種類のようです。 2020.11.15 2025.01.10 在来種
在来種 春の七草のホトケノザは、普段見てる花と違うコオニタビラコだった! 春の七草の本当のホトケノザはどんな植物なんでしょうか?それはコオニタビラコというお花だったんです。この花も昔は、ホトケノザという名前で呼ばれていました。コオニタビラコの葉っぱが放射状に広がる姿が、仏様の蓮座に見えるところからそう呼ばれていたようです。 2020.11.07 2025.01.10 在来種
在来種 神話に実が登場するお花ですが、あんまり知られていない「ガガイモ」 大国主命(おおくにぬしのみこと)が国づくりをされる時、天の羅摩(あめのかがみ)の船に乗って来られ、少名毘古那(すくなひこ)神と協力されました。このときの、かがみとはいうのは、ガガイモの古語です。少名毘古那神は、ガガイモの袋果の船に乗って来られました。 2020.11.03 2025.01.10 在来種
在来種 紅紫色の小さな可愛らしい花が群がって咲く、ダイズの原種 ツルマメ つるをからませた紅紫色の小さな花、ツルマメ(蔓豆)はマメ科ダイズ属の在来種。つるを絡ませどんどん成長し、8月から9月にたくさんの花を咲かせる。本州から四国、九州に広く見られ、このツルマメを品種改良し栽培するようになったものがダイズ(大豆)です。 2020.11.01 2025.01.11 在来種
在来種 実はなかなか手に入らない貴重な果実 上品な甘さの山の幸「アケビ」 アケビ(木通)は、アケビ科アケビ属のつる性落葉低木の在来種です。春先に薄い紫の花を咲かせて、秋に結構大きなバナナのような形の実を付けます。実が熟すと縦に割れて中の白いバナナの実のような果肉を覗かせる様子から「開け実」アケビとなったようです(笑)。 2020.10.30 2025.01.11 在来種