在来種

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ツツジが昔ヨーロッパに渡り「アザレア」になって、わが国に里帰り

わが国のサツキやヤマツツジ等が江戸時代に品種改良され、江戸末期から明治時代にイギリスにもたらされた。明治末から大正時代頃にベルギーを主にヨーロッパで品種改良されアザレアが誕生。アザレアという名は、この品種改良して美しく創り出された常緑性ツツジの総称。
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冬場のお花がない時季に豪華な花を咲かせる、わが国の固有種「サザンカ」

花の少ない冬場に、大きくて豪華な花をん咲かせるサザンカ(山茶花)の話し。サザンカのはわが国に昔々から咲いている在来種。サザンカの花を唄った、演歌の大御所大川栄策さんの「さざんかの宿」は大ヒットで赤い花が印象的。でも、サザンカの原種は白色のようです。
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「蓼食(タデク)う虫も好き好き」の「タデ」はイヌタデじゃなかった

「蓼食う虫も好き好き」という諺は小学館 Domani(ドマーニ)さんによると、「タデの辛い葉を食う虫もあるように、人の好みはさまざまであり、自分の価値観だけでは判断できない。」だそうです。この「タデ」は、ヤナギタデといわれる種類のようです。
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春の七草のホトケノザは、普段見てる花と違うコオニタビラコだった!

春の七草の本当のホトケノザはどんな植物なんでしょうか?それはコオニタビラコというお花だったんです。この花も昔は、ホトケノザという名前で呼ばれていました。コオニタビラコの葉っぱが放射状に広がる姿が、仏様の蓮座に見えるところからそう呼ばれていたようです。
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神話に実が登場するお花ですが、あんまり知られていない「ガガイモ」

大国主命(おおくにぬしのみこと)が国づくりをされる時、天の羅摩(あめのかがみ)の船に乗って来られ、少名毘古那(すくなひこ)神と協力されました。このときの、かがみとはいうのは、ガガイモの古語です。少名毘古那神は、ガガイモの袋果の船に乗って来られました。
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紅紫色の小さな可愛らしい花が群がって咲く、ダイズの原種 ツルマメ

つるをからませた紅紫色の小さな花、ツルマメ(蔓豆)はマメ科ダイズ属の在来種。つるを絡ませどんどん成長し、8月から9月にたくさんの花を咲かせる。本州から四国、九州に広く見られ、このツルマメを品種改良し栽培するようになったものがダイズ(大豆)です。
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実はなかなか手に入らない貴重な果実 上品な甘さの山の幸「アケビ」

アケビ(木通)は、アケビ科アケビ属のつる性落葉低木の在来種です。春先に薄い紫の花を咲かせて、秋に結構大きなバナナのような形の実を付けます。実が熟すと縦に割れて中の白いバナナの実のような果肉を覗かせる様子から「開け実」アケビとなったようです(笑)。
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鎌倉時代初期の歌人、藤原定家が名前の由来「テイカカズラ」のお花畑

春に5枚羽根のプロペラのような白い花を咲かせる、とても特徴的なテイカカズラのお花。テイカカズラの名前の由来は、鎌倉時代の歌人の藤原定家が愛する式子内親王の死後、葛となって彼女の墓にからみついたという能の「定家」にもとづいているようです。
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放つ悪臭の”メルカプタン”が名前の由来「ヘクソカズラ」のお花畑

ヘクソカズラは漢字で書くと、屁糞蔓と書きます。何故この残念な名前かというと、その臭いにあるようです。この可愛らしい花は、茎や葉っぱをもむと鼻をつまみたくなる程の悪臭がします。これは、メルカプタンという揮発性の物質のせいで名前がついたようです。
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小さな白い花をたくさん咲かせ、年中変わらず緑色のノシランのお花畑

木陰などの少し暗い所で、白い小さな花が鮮やかに目立って、浮かび上がって見えます。ノシラン(熨斗蘭)は、東海地方より以西の林の中や、林の縁の木の根元などに自生しています。キジカクシ科ジャノヒゲ属の多年草で、わが国に元々生えている在来種です。
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