真っ黒の種を割るとおしろいのような粉が出る、オシロイバナのお花畑

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真っ黒の種を割るとおしろいのような粉が出る、オシロイバナのお花畑

 公園や道路脇などで、紅紫色や黄色の色鮮やかな花を見かけることがよく有ります。夏の明るい日差しの中で、気分を上げてくれる綺麗なオシロイバナのお花畑のお話しです。

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オシロイバナの名前の由来

 
 紅紫色や黄色の鮮やかな花のオシロイバナは、オシロイバナ科オシロイバナ属一年草あるいは多年草のお花です。おおむね一年草なのですが、冬場温度がそんなに下がらない地方では、根が残っていて、次の年にそこから芽が出て成長します。そのため、この場合は、多年草扱いになります。原産国は南アメリカで、江戸時代の元禄年間に観賞用として入ってきました。その後、零れ種などから各地で野生化したようです。
オシロイバナの名前の由来は、その真っ黒い種にあります。花が咲き終わった後に出来る、丸くて真っ黒な種を割ってみると、中に白いおしろいのような粉が入っています。胚乳にあたるこの粉が、名前の由来となったようです。

色が混るお花

 
 オシロイバナのお花畑を見てみると、花の色が混じったものが見られることが有ります。実際には、この花びらに見えるものは萼なんだそうですが、遺伝的な要因で色が混じったり、一つの株に違った色の花が咲いたりするようです。なかなか、違った色が混じっている花は見れないと思います。オシロイバナは、とても、楽しい花です。

昼間は寂しい花

 
 オシロイバナは、夜の間に咲く花です。英名は”four o’clock flower”つまり、4時に咲く花ということです。そして、朝方になったら萎んでしまいます。お昼の間だけしか見られない方は、開いている花を見れないということです。一部の方にとっては、とても寂しいお花ということになります。
逆に言うと、夏の夜に楽しめるお花だということです。
オシロイバナは、6月から10月くらいまでの結構長い期間咲いています。咲き始めたら、次から次へと咲いてくれます。昼間は閉じてしまいますが、長い間観賞できるお花だということです。
更に、花の咲く時期が長いオシロイバナは、秋になったら開く時間が変わってしまいます。秋の時期は、昼間でも見れるお花になるということです。とても、面白い夏のお花です。

オシロイバナの詳しいページがあります。みんなの 趣味の園芸さんの、オシロイバナをご覧ください!!
みんなの 趣味の園芸さん、ありがとうございます。

 いかがでしたか、夏の花として鮮やかに咲き誇るオシロイバナのお花畑のお話でした。
 

同じ外来種のコロンブスが発見した「カンナ」についての、私の投稿があります。どうぞご覧ください。

探検家の”コロンブス”が発見した花として有名な「カンナ」のお花畑
白、赤、黄、ピンク、橙、複色と、原色に近い明るい花色が多い。カンナはカンナ科ダンドク属(カンナ属)の多年草。熱帯アメリカ原産で江戸時代に流入の外来種。カンナはコロンブスが発見したこと有名です。ギリシャ語のKanna(葦)が語源です。

 最後までお読みいただきましてありがとうございます。ご質問や、ご指摘とかございましたら、ご一報くださいませ。
 
 

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