小さな黒い実を想像しがちですが、お花も面白いヨウシュヤマゴボウ!

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小さな黒い実を想像しがちですが、お花も面白いヨウシュヤマゴボウ!

ヨウシュヤマゴボウって、知ってる?
黒い実が生って、赤紫の果汁が出るやつです!!

知ってる、
この果汁は服についたらとれないよ!!

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ヨウシュヤマゴボウって?


 ヨウシュヤマゴボウ(洋種山午房)はヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草です。北アメリカ原産で明治初期にわが国に入ってきて、各地で野生化している帰化植物です。
在来種のマルミノヤマゴボウは、山の中で咲いていますので、市街地で見かけるものはほとんどヨウシュヤマゴボウです。
このヨウシュヤマゴボウにはがあります。特に、根っこの部分と種には強い毒性があるようです。根っこはゴボウに似ているようですから、間違っても食べないようにした方が良いみたいです。黒く熟した実の方も食べない方が良いですね(笑)

 上の写真は、ヨウシュヤマゴボウの熟した黒い実です。毒があるヨウシュヤマゴボウですが、この実は鳥は食べれるようです。写真を撮った次の日、実の数がほとんど減って無くなっていました。実の間に、鳥の産毛がたくさん付いていたので、食べに来ていたのだなと思いました。

ヨウシュヤマゴボウの花


 黒い実は子供の頃、ままごと遊びでブドウの代わりに使ったり、果汁を水に混ぜてジュースを作ったりして印象があると思います。でも、ヨウシュヤマゴボウの花をパッと思い出せる人は少ないと思います。ヨウシュヤマゴボウの花は小さくてあまり目立ちませんが、とても、可愛らしい花ですよ!!

 小さくて可愛らしい蕾が出てきて、それが成長して小さな花がいっぱい咲きます。

この小さい花の咲き方はとても、独創的だと思います。真ん中の緑の部分が可愛らしいですよね。その周りに雄しべがピンと伸びていて面白いです。この、房状に集まった花が、ヨウシュヤマゴボウの花はです。白い小さな花が咲くのですが、あまり目立たちません。このため、ほとんど印象に残らないのでしょうね。

LOVEGREENさんのヨウシュヤマゴボウの季節!花や実の魅力やヤマゴボウとの違いまでをのぞいてみられて下さい!!楽しいですよ(笑) LOVEGREENさん、ありがとうございます。

実のでき方


 ヨウシュヤマゴボウの花を覚えていただけたでしょうか(笑)。それでは、その花から実になる様子を見てみましょう。

 秋も深まってくると、花の真ん中の緑の部分が膨らんできます。その後に、膨らんだ緑色の実が黒くなって熟します。上の写真をよく見て頂くと分かると思いますが、花の付いていた茎が綺麗な赤紫色に色付いてきています。季節が過ぎていく様子が目に見えて分かりますね。
茎が赤紫に色付くのもヨウシュヤマゴボウの特徴です。私は、この赤紫の色が大好きです。他で見たことのない色のコントラストなので!!

秋も深まったこの時期には、花と緑色の若い実から黒く熟した実まで、一度に見ることができます。

私の投稿で在来種のサザンカについてのものがあります。こちらも、ご覧ください!!

冬場のお花がない時季に豪華な花を咲かせる、わが国の固有種「サザンカ」
お花の少ない冬場の時期に、大きくて豪華な花をたくさん咲かせてくれるサザンカ(山茶花)のお花畑のお話しをいたしましょう。このサザンカのお花は、わが国に昔々から咲いている在来種です。このサザンカの花を唄った、演歌の大御所大川栄策さんの「さざんかの宿」は大ヒットで赤い花が印象的です。でも、サザンカの原種は白色の花のようです。

 
いかがだったでしょうか、可愛らしいヨウシュヤマゴボウの花を覚えてもらえたでしょうか。
 
最後までお読みいただきましてありがとうございます。

何か、ご質問や、ご指摘とかございましたら、ご一報くださいませ。

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