ツツジが昔ヨーロッパに渡り「アザレア」になって、わが国に里帰り

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アザレアは八重咲の綺麗な花をいっぱい咲かせてくれる、とても美しいお花です。アザレアという名前から、洋風なイメージが強いのですが、実は元々わが国や中国のツツジのお花がヨーロッパに渡って品種改良されて、アザレアという名前になってわが国に里帰りしました。美しい花を咲かせてくれるお花ですが、とても育てやすいお花の一つです。

アザレアの花って
知ってる?

知ってるわ、
元々は、日本の花なんでしょ!!

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アザレアの花って?

 

 アザレアは八重咲の豪華な花を咲かせる、とても綺麗なお花です。アザレアのお花畑のお話をいたしましょう!!

アザレアは、ツツジ科ツツジ属の常緑低花木です。別名を「アゼリア」、「西洋ツツジ」、「オランダツツジ」などといいます。鉢植えの株いっぱいに大きな花を咲かせて下の枝が隠れてしまうほどになる、とても豪華なお花です。花色も綺麗で、花つきが良いので大変好きなお花です。

里帰りしたって?

 

 まず、ツツジのお話から始めなければなりません。アザレアの交配親であるヤマツツジ類は、わが国をはじめ中国や台湾などのアジア圏で自生しています。わが国にはサツキやヤマツツジなどの綺麗な品種が数多くあって、江戸時代から観賞用として園芸品種がたくさん作られました。これらの品種改良されたサツキ、ケラマツツジや中国から入ったタイワンヤマツツジなどが、江戸末期から明治時代にイギリスにもたらされました。そのあと、明治の末から大正時代ころにベルギーを主としたヨーロッパで鉢物として品種改良がおこなわれて、アザレアが生まれました。アザレアという名前は、この品種改良して美しく創り出された常緑性ツツジの総称です。
このように元々わが国や中国のツツジがヨーロッパで品種改良されて、アザレアという名前でわが国に里帰りしたかたちで現在にいたっています。

アザレアの情報はみんなの・趣味の園芸、NHK出版さんのアザレアを参考にさせていただいています。NHK出版さんありがとうございます。

上の画像はツツジのお花の画像です。アザレアのお花はツツジによく似てますね。というか、元々ツツジの花を品種改良したものですから当たり前ですよね(笑)

うちのアザレア

 わが家のアザレアはもう随分前に、友達からのもらったものです。あんまりお花に興味がないような時だったので、八重咲のピンクの花が豪華で綺麗だなと思ったくらいでした。訳も分からず育てて、なんとか次の年も花を咲かせることができました。というのも、彼女(わが家のアザレアの株)が生命力が強く、綺麗な花をいっぱい咲かせてくれたので、とても感動したのを覚えています。それ以来、しっかり育ててみたたいなと思うようになりました。まさか自分が、こんなにも豪華で美しい花を2年も続けて見られたことは奇跡みたいなものです。それまでは、誰でも簡単に育てれるようなポトスを枯らしてしまうような自分でしたので・・・

 それでは、どうして園芸音痴の私がアザレアの花を咲かせることが出来たのでしょうか??
それは、分からなかったらからというのが答えのようです。あまりにも、豪華で綺麗なアザレアの鉢を貰って自分にはもったいないものを戴いたと思い、それをくれた友達の思いを無駄にしたらいけないと、何かしら使命感のようなものが芽生えたような気がします。ここから、覚醒した新たな自分が現れたと思います。

ポール・スミザーさんとの出会い

 

 アザレアについて全く何もわからなかった私は、とにかくアザレアの事をインターネットで調べたり、園芸の上手な先輩などに聞きまくりました。多分そのころだったと思います、NHKの人気番組”プロフェッショナル”で”ポール・スミザー”さんの特集を観ました。なんだか、運命的な出会いだったと思います。

ポール・スミザーさんのことを書いた私の記事がありますので、良かったらのぞいてみて下さい(笑)

ポール・スミザーの影響を受けて、このブログ”お花畑”が生まれた
最初に、このブログを始めようと思ったわけを、お話ししたいと思います。  仕事が一段落したころ、その当時のわが家の庭をなにげに見た時、ぼうぼうとした草むらでした。除草剤を使っても、すぐに、草むらになってしまってました。園芸とか、ガーデニングと...

 ポール・スミザーさんに教えていただいたことは、お花たちはそのお花に合った居場所を与えられたらすくすく成長してくれるということです。日光を好むお花を日陰に植えたり、逆に、日陰を好むお花を日当たりの良いところに植えたらどうでしょうか、そのお花にとっては拷問を受けているようなものです。植え付ける土も同じことです、乾燥を好むお花にはそのような土を、湿度を好むお花にはそのような土を準備することがとても大事だということです。そのお花に合った用土と日当たりの具合を考えたところに植え付けてあげれば、元気に大きくなって綺麗な花を咲かせてくれるということです。
アザレアは日当たりが良く、風通しの良い場所を好みます。用土は水はけのよい用土が適していて、真夏の暑い時期は半日蔭の場所に移します。寒くなってきたら屋内の日当たりの良い窓際で育てるのが良いようです。
このように、ポール・スミザーさんのおっしゃることを基本として、色々調べるとどうやって育てたらよいか分かった来ました。あとは、毎日水やりをして見守っていくだけです(笑)

虫にやられました

 

 順調に育って、何度も花を咲かせてくれて、剪定した枝を挿し芽して増やしていたのですが、なんと去年の夏前に虫にやられてしまいました。最初、葉っぱが1~2枚黄色くなっていたのですが、これくらい大丈夫かなとほっておいたのですが、一晩で虫に葉っぱを食べられてしまいました。新しくいただいたアザレアの株が初めに虫にやられて、元々有った株も同じように虫に食べられてしまいました。ホント、あっという間でした。多分、蛾の幼虫だと思います。その幼虫はしっかり、手で取り除いていきましたが、はとんどの葉っぱが無くなってしまいました。アザレアの株には、とても申し訳ないことをしてしまったなと反省しています。というのも、葉っぱが数枚黄色く変色していたのは気づいていたのですが、これくらい大丈夫かなと高をくくっていたのがいけなかったと思います。本当に、大失敗でした。これからは、チョッとした異変にも即対応しなくちゃいけないなと肝に銘じています。

見てもらうと分かるように、可哀想な状態でした。なんとか、1ヶ月半程で葉っぱが戻ってきたのでホッとしています。本当に良かったなあと思っています。
今は、いっぱい蕾が付いてお花が開き続けています。彼女(うちにあるアザレアの株)たちの生命力の強さが、幸いしたのだと思います。そのおかげで、また、たくさんお花を咲かせてくれているのだと思います。私は、見守っているだけですね。少し、手当てが遅れる残念な管理人なんですけど(笑)

 ということで、里帰りしたアザレアのお花は、元々わが国のお花なので生命力の強さが発揮されて、綺麗なお花を咲かせてくれています。園芸音痴の、こんな私でもポール・スミザーさんの教えをふまえて立ち向かえば、ちゃんと答えが待ってるアザレアのお花畑のお話でした。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

ご質問や、ご指摘とか有りましたら、ご一報くださいませ。

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